挽きたての香り~すり潰しながら挽くペッパーミルが風味を引き出します

スパイスの挽きたての香りを楽しむ

Cumin seeds on a black spoon.お料理をぐっと美味しく香り高くしてくれるスパイス。豊かな風味、特に香りのもととなるのは、スパイスに含まれるエッセンシャルオイルです。

スパイスは、ホールスパイスの状態で乾燥したものを保存しておくと、含まれるエッセンシャルオイルが中に閉じ込められて保たれますが、いったん粉末にすると風味は急速にとんでしまいます。スパイスは使う直前に挽くことで、香りが引き出され、その真価を発揮します。

すり潰しながら挽くことで、風味を引き出すペッパーミル、スパイスミル

CrushGrind peberスパイスを挽くのにあたり、すりつぶしながら挽くと、中に閉じ込められているエッセンシャルオイルを良く引き出すことができます。

クラッシュグラインドは、セラミックの二つのパーツでスパイスをすり潰しながら挽く構造になっており、豊かな風味を引き出すことに長けています。

また、セラミックは陶器で、匂いが食品に移る心配がなく、調理道具の材質に適しています。

 ペッパーのスパイシーな香りは食欲を増進する

今では世界各地のあらゆる料理の風味づけに広く愛用され、スパイスの中で最も生産されている胡椒。現代の食卓には必需品となっています。

ホールペッパーをペッパーミルで挽くと、ふわっとスパイシーな香が広がり、食欲をそそります。日本でも、ご家庭でペッパーミルで挽いて使う習慣が定着してきています。

胡椒は金と同等の価値を持つとされてきた

胡椒は、歴史的に古くから嗜好品として世界中で貿易取引の対象となってきました。インドのMalabar沿岸で作られている胡椒は、少なくとも3千年前にはヨーロッパにもたらされてたと考えられています。

胡椒は金と同じ価値を持つ貴重なものとして追い求められ、戦争の原因となったり、家賃や税金を支払う通貨として使われていた時代もありました。

ブラックペッパー、ホワイトペッパー、レッド&グリーンペッパー

peppercorn胡椒には、最も広く使われているブラックペッパーと、ホワイトペッパー、レッド&ピンクペッパー、グリーンペッパーがあります。また、産地によってそれぞれ異なる特徴を持っています。

ペッパーは、木になる実を乾燥させたものですが、風味や香りのもととなるのが実に含まれるエッセンシャルオイルで、辛味のもととなるのはピペリンという成分です。ペッパーの種類や産地によってその含有量が異なります。

香りがとても豊かで、辛味も強いのがブラックペッパーです。ホワイトペッパーは香りは少なく、辛味が中心です。レッド・ピンクペッパーは、完熟した果実で、外皮は柔らかく果実味があります。グリーンペッパーは香りは軽く、フレッシュな辛味があります。

挽きたてのスパイスをぜひお楽しみください。